人生の多角化

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書評:『組織の毒素』 著者:日高裕介 経営者やエグゼクティブを目指している大学生必読の一冊です。まさに、『大企業病を防ぐ経営力』が詰まっています。

『組織の毒素』

この本は、その名の通り、大企業病に立ち向かう処方箋が詰まっている書籍でした。

著者は、インテリジェンスに入社後、藤田社長と共にサイバーエージェントを創業した立役者であります。現在は、副社長とゲーム事業を統括しているサイバーエージェントのNo.2です。

書籍のポイント
  1. ベンチャー企業とは何か?

  2. リスクは潰しきれない

  3. 判断に悩む場面では『どこに立っているか?』を考える

  4. 組織とは

  5. 結論!!

1. ベンチャー企業とは何か?

規模や創業年数を基準に大企業やベンチャー企業と区分けがなされている中、著者の考えるベンチャー企業は『市場や会社を自分たちで創り上げる気概で仕事をしているか』にあると規定しています。

昨日と同じことを昨日と同じように昨日と同じやり方でやる企業が大多数を占める中、

まさに、『サイバーエージェントらしさ』を感じました。

企業規模が大きくなってくると、予定調和や根回しに時間がかかり『成果を出す』ではなく、『置きに行く』事がおこります。

例え、企業規模が大きくなったとしても、自分たちで創り上げるマインドを持ち、一人一人が『ジブンゴト』で業務に取り組む姿勢が、サイバーエージェントをベンチャー企業たらしめる所以であります。

2. リスクは潰しきれない

新しい事を始めるには、リスクはつきものです。 リスクを①排除できるリスク、②排除できないリスク=取るべきリスクに分解して①排除できるリスクに焦点を当て、②取るべきリスクは取る。

このリスクの捉え方が、新規事業が豊富に生まれる土壌を作っています。

3. 判断に悩む場面では『どこに立っているか?』を考える

組織で働いている時に、現場とマネジメント層で重視されるポイントが異なってくる事が起きます。 判断に迷うポイントでは、マネジメント層の意見を中心に判断するのではなく、『事業の成功』に基づいて判断する必要があります。

『事業の成功』=『成果』に基づいて判断する事は、エグゼクティブに必要な考え方であります。

4. 組織とは

一人では達成できない大きな仕事を達成する仕組みです。

一人で仕事ができる社会になってきている中で、組織で仕事をする理由は、一人では達成できない未来を創るためであります。

一人一人の力を集結して成果を出すのが、まさに、組織の魅力です。

結論!!

まさに、サイバーエージェントの"今"が詰まった書籍だと感じました。

事業の成功に焦点を当てた組織作りに取り組む会社がサイバーエージェントであります。

京セラの名誉会長:稲盛さんの言葉に、『成果=考え方×熱意×能力』という言葉があります。

サイバーエージェントの組織風土と経営方針は、成果の③要素を全て満たしており、圧倒的な業績を創り上げている組織です。

サイバーエージェントは、経営者やエグゼクティブを目指す大学生にオススメの企業です!!

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